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コンドロイチンのいろいろな働き
  コンドロイチン硫酸は全身のいろいろなところに存在します。生命活動を支える重要な物質ですが、加齢と共にどんどん減少し細胞が老化していきます。
◆ 組織の構築材料
 人体は約60兆個もの細胞があつまって出来ているといわれています。コンドロイチンはこれらの細胞同志をつないでいる働きを担っています。
◆ 体液の保持と調整
 コンドロイチンは保水性が高く、体内の水分保持に不可欠な物質です。コンドロイチンが減少すると、体内の水分も減少していきます。
◆ 栄養分の補給と貯蔵
 細胞が生きていくためには酸素と栄養分が必要です。血管内を運ばれ、コンドロイチンが保持している水分を伝わり各細胞に運ばれます。
◆ 間接組織の円滑化
 コンドロイチンは関節の動きの円滑化や、関節周囲のじん帯・腱の弾力性維持・円滑化にも深く関与しています。
◆ 脂血清澄作用
 コンドロイチンは血液中の脂質(コレストロール)を分解し血液を清澄化し、組織中の脂肪を取り込む際にも関与しています。


コラーゲンのいろいろな働き
  コラーゲンは約60兆ある細胞と細胞をつなぐ結合組織の主成分でタンパク質の一種です。私たちの体は水分を除くと約70%がタンパク質で出来ている、その内の30%以上がコラーゲンです。
◆ コラーゲンは老化と深く関わっています
 コラーゲンの新陳代謝が悪くなると、古いコラーゲンがいつまでも細胞に残り皮膚の場合、水分が失われて、潤いや弾力性がなくなりシワや乾燥などの老化現象をひき起こします。
◆ 内臓はコラーゲンの袋で出来ている
 コラーゲンは体を形成し、正常に機能させる為に、必要不可欠の物質で老化を防ぐだけでなく、病気の予防・改善に役立ちます。
◆ 肌に関するコラーゲン
 肌は表皮(外側の角質層)と真皮(新しい皮膚細胞を作る基底層)からなり、この真皮の70%を占めるのがコラーゲンで、表皮の保水力の鍵を握っています。コラーゲンは年と共に減少し、老年期には20才時の80%も減ってしまいます。コラーゲンを補給し新陳代謝を活発にすれば回復も期待できます。
◆ 各部位のコラーゲンの働き
 《 皮膚のコラーゲン 》
お肌をみずみずしく保ち、トラブルを起こりにくくする。

 《 軟骨のコラーゲン 》
クッションの役割をして、体重を支える膝や腰の負担を軽減します。

 《 血管のコラーゲン 》
血管をしなやかにします。

 《 臓器のコラーゲン 》
各臓器が円滑に働くようにします。

各部位のコラーゲンが老化し固くなると「流れ」が滞って様々な障害が出るようになります。


鮫軟骨エキスと健康

老化のメカニズム
  心身ともに健康で長寿を全うしたいという願いは万人に共通のものです。「人の世の楽しみを思う存分に味わうことができる人生がいつまでも続いてほしい」と、生あるものの切あるねがいです。自然の法則に逆らうことは出来ませんが、努力によって遅くすることは可能です。ドイツの科学者カザリスは、「人間は血管と共に老化する」といってます。血管は例外なく40歳から生理的に衰えます。血管は、全身の細胞に栄養を運ぶ管です。その血管が老化すると、血液の流れが悪くなり、栄養がスムーズに運べなくなりますから、細胞の新陳代謝が減退することになります。そうなると細胞は次第に活力を失い、細胞によって形成されている全身の臓器や、器官は衰えていきます。このように、加齢と共に衰えていくことを「老化現象」といってます。

細胞に栄養を補給する
  細胞は(結合組織)といわれるものによって囲まれています。細胞への栄養は、血管によって運ばれてきますが、細胞への直接栄養を補給するのは、この結合組織です。細胞と結合組織との関係は、植物と土壌との関係によく似ています。
つまり、細胞は植物、結合組織は土壌というわけです。植物は土壌に根を張って、土壌の栄養分を水の助けを借りて取り入れます。この例えのように、結合組織を丈夫にする必要があるのです。

「結合組織」の機能と性質
@   細胞と細胞、組織と組織の間に充満して、相互をしっかり結び付け、動かないよう支えています。
A   細胞にとって栄養の貯蔵庫の役割をします。
B   土壌が、腐葉土や砂の小さな塊からできているように、結合組織は、タンパク質やネバネバ物質(ムコ多糖体)からできています。
C   ムコ多糖体に富み、私たちの体の水分調整という重要な働きがあります。
D   結合組織の機能の衰え、すなわち細胞に栄養分を送り込む水分調整機能の衰えが、肉体老化の直接の原因になります。従って、この結合組織の改善が肉体若返りの方法となります。

ネバネバ物質 ムコ多糖体の代表がコンドロイチン
  「粘る」とは、物事を長時間にわたって根気強く行うことを意味します。仕事をする上でも、幸せな家庭生活を築きあげていく為にも、「粘り」は欠くことの出来ない要件です。心身ともに優れて健康な証明として、身体の全細胞が活き活きとして、バランスがとれている状態が上げられます。その為には、酸素を含めて充分な栄養分が血管を通じて、全身の隅々の細胞に送り届けなければなりません。この根源の働きをするのが、ネバネバ物質です。そして、ネバネバ物質(ムコ多糖体)の代表が、「コンドロイチン硫酸」なのです。

コンドロイチン硫酸とは
  コンドロイチンは、コンドロイチン蛋白複合体ともいいます。動物の結合組織や軟骨の多く含まれているコンドロイチン硫酸などのムコ多糖体やコラーゲンなどのタンパク質を自然の状態で抽出し、食品用に精製した物です。また、広い意味でムコ多糖体ともいうのです。

コンドロイチン硫酸の生理作用
@   細胞や巣指揮の間を固め、安定させます(組織固定作用)
A   組織の保水性を向上させます。(保水作用)
B   細胞への栄養補給のコントロールに貢献します。(透過性)
C   老化に伴う皮膚の萎縮を回復し「しわ」を少なくします。
D   傷んだ組織を元に戻します。(組織修復作用)
E   腸の働きを活発にし、便秘を防ぎます。
F   利尿作用があります。
G   血液凝固を抑制し、血流を促進、血圧降下作用があります。

  なお、コンドロイチンの原料は、鮫の軟骨、四つ足動物(特に牛、豚)の軟骨、鶏のガラなどから精製されますが、ここでいうコンドロイチンは、より効果の優れている鮫の軟骨から抽出した物です。

美肌とコンドロイチン
  赤ちゃんの肌は、つきたての餅のようにすべすべとして弾力があり、輝いています。肌は加齢と共にクスみ、シワが寄ってきます。「年齢は肌に出る」といわれる由縁です。それは、先にも述べたように、一にも二にも水分の減少に起因します。
コンドロイチンの大きな生理作用の一つである細胞外液の水分微調整作用は、皮膚の細胞において特に顕著で、その保水力は、数百倍から数千倍もの水分をゼリー状にするパワーを持っています。
皮膚の構造は大変複雑ですが、大きく分けると表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っていて、表面の表皮で皮膚再生作業が行われています。コンドロイチンの代表されるネバネバ物質は真皮の含まれ、コラーゲン繊維に栄養を与えて保水と弾力を生むわけです。コンドロイチンは高級化粧品にも使われており、外からの保湿効果と内からの保水作用で、若々しい肌が蘇るのです。
コンドロイチンは「食べる美容薬」といわれる由縁です。

骨粗しょう症とコンドロイチン
  今はからだを「体」と書きますが、昔のからだという字は骨が豊か、「體」と書きました。健康な体は骨が丈夫でなければならないということでしょう。
骨粗しょう症は、骨密度が落ちてスカスカになり、ちょっとした衝撃でも骨折してしまう悪性の症状で、ホルモンの関係で高齢の女性に多く見られます。最近では知識の普及で、カルシウムを努めて摂る方法が効果的といわれています。骨の組成について簡単に説明しますと、骨の内部は、コラーゲンいう固い繊維が網の目の様に張りめぐらされ、これをコンドロイチンという「のり」でしっかりと固め、その周りをカルシウムやリンなどを主にしたミネラルでコンクリートの様に、ガチガチに固めた(石灰化)ものと考えられます。老化の過程で、カルシウムの減少とコンドロイチンの減少は、セットになって進行していますから、骨粗しょう症を予防する目的で、カルシウムを摂取するのでしたら、コンドロイチンも併用摂取するのがより効果的なのです。「用不用の原則」で、骨も使わなければ衰弱します。毎日適度な運動と戸外での日光浴も心掛けることが最も大切なことです。

腰・ひざ・ひじなどの関節炎、筋肉痛とコンドロイチン
  腰痛は、人類が進化して2本足で立って歩くよになった400万年前からの宿命的なものです。
私たちの体を支えていると思われている背骨は、32個の椎骨で構成されていますが、実際にからだを支えているのは、椎骨の周りを囲む強い筋肉組織、靱帯によるものです。
腰痛には、いわゆるギックリ腰(急性腰痛発作)や椎間板ヘルニヤなどが原因としてあげられますが、大部分は急激な運動や無理な姿勢を続けた為に起こる腰の筋肉痛です。筋肉には神経がありませんから、神経の痛みではありませんが、このような無理な運動や姿勢から、腰部の筋肉に大量の乳酸が生じることにより、筋タンパクが一時的に変質し、これに神経が反応して起こるものなのです。コンドロイチンを投与することによって、この乳酸から生じた発痛物質を吸着除去して痛みの緩和につながるということなのです。
膝、肘などの関節は、骨と骨の間に関節軟骨があり、クッションの役目を果たしています。この軟骨には血管も神経もなく、また壮年期以降はその組織する細胞がほとんど生まれ変わらないという特徴があります。さしずめ、「いつまでもあると思うな親と軟骨」と言ったところです。
この関節軟骨には、壮年期前までに豊富にコンドロイチンが含まれ、また生成されますが、加齢と共にコンドロイチンは減少し、生成されなくなりだんだん擦り減っていきます。こうして骨と骨とが直接触れ合うようになると痛みが発生します。
では、関節軟骨や骨には神経がないのになぜ痛むのでしょうか。それは、関節全体を覆って保護している「関節包」という、大変丈夫な組織に、鋭敏な知覚神経が分布していて、関節の異常を痛みとして脳に伝えるからなのです。このような痛みにコンドロイチンが効果を現すのは、コンドロイチンの軟骨組織修復作用と、発痛物質の除去作用により、神経が鎮められることによるのです。実際に多くの臨床例で、その効果が実証されています。その他の筋肉痛については、腰痛のところで述べたように、無理な姿勢や運動を続けることによる、局部への大量な乳酸の発生に起因するものですから、コンドロイチンの投与により、これら乳酸から発生する発痛物質を吸着除去すればよいのです。

神経痛とコンドロイチン
  突然、電気に触れたかのように、ピリピリとした強烈な痛み、これが神経痛の特徴です。その典型的な三叉神経痛では、顔に冷たい風があたるだけで、あまりの痛さに顔が歪んでしまうほどです。神経組織が他の組織細胞と大きく異なる点は、酸素や栄養素をグリア細胞という結合組織の細胞からもらっていることです。従って細胞にはコンドロイチンのようなムコ多糖類を作って分泌する能力があり、その含有に異常が起こると、神経自身の機能が大きく左右されます。神経痛にはコンドロイチンが効く理由は、神経系の結合組織であるグリア細胞、あるいは末梢神経繊維の外側を包む結合組織性の膜に作用し、神経組織の加わる刺激を和らげると同時に、痛みを起こすブラディキニンなどの発病物質を吸着除去することによるものと考えられます。コンドロイチン投与による多くの臨床結果がそのことを裏付けています。

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